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2019年11月27日

 残波岬の波(16)

 残波岬の波(16)


 11月7日(旧歴10月11日)、立冬。
 波状雲(はじょううん)が空を広く覆っていた。その
 雲を背景に灯台が撮りたくなり残波岬に行った。

 天気予報は、25度を越える暖かさでおおむね晴れ 
 るが、次第に曇り沿岸海域は波がやや高いという。
  

 

 残波岬の波(16)


 灯台付近の断崖の上の観光客。夏場よりかなり少
 なくなった。 



 残波岬の波(16)

 
 断崖の上や中腹に数名の釣り人たち。
 残波岬は人気の釣り場。いつ来ても釣りする人を
 見かける。 



 残波岬の波(16)


 天気予報の通り、次第に波が高くなってきた。
 ときに波飛沫が断崖の上まで舞上がって来る。



 残波岬の波(16)


 離れの岩場にいた釣り人が急いで引き上げる。

 この後、渡りきった途端に押し寄せた波が被さった。
 一瞬姿が見えなくなったが岩陰から無事現れたの
 でほっとする。


 残波岬では去る9月に釣り人が波に呑まれて断崖
 から転落死している。数年前にも同じようなことが
 起きており波が高いと危険な場所である。



 残波岬の波(16)


 灯台のすぐ後方。断崖を激しく打つ波飛沫が高く
 舞上がる。


    小春日といふも残波の波荒し




 荒波は断続的に押し寄せる。
 シャッターに指を押しつけシャッターチャンスをじっ
 と待つ。

 最近、ある方からシャッターを押す時は息を止める
 といい、ブレを防げると教えてもらった。  


 風向きが少し変わった。手前の断崖に高い波が押

 し寄せるようになった。場所を移動する。



 残波岬の波(16)


 波柱が断崖の高さまで上がり、飛沫が断崖を越
 え後方の広場の方へ飛ぶ散る。
 残波岬の断崖の高さは20~30mある。



 残波岬の波(16)


 夢中になり生唾を飲み込みつつ撮っていると、
 突然波飛沫が覆い被さってきた。 


 

 残波岬の波(16)

 
 帰りの道。西空に浮ぶ黄昏の雲が美しかった。

 
   夕暮れて穂芒の影のさびしさよ



 
 (補追)

 「残波岬の波」の(1)~(16)は、
 旧ブログ『カメラと沖縄を歩く』に掲載しています。
 



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Posted by 積雲 at 08:00│Comments(0)風景波・波濤
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