真栄田岬で波を撮る

積雲

2023年04月06日 15:00



 2月下旬の真栄田岬。

 天候が悪い。水平線上は暗い灰
 色の雲に覆われていた。
 期待していた夕日は撮れなかった。
 




 
 空は冴えない色だったが、イノーを広
 がり打寄せる白波は美しかった。

 手前でゆれていた枯芒を前景に構図
 をつくる。

 




 枯芒を右側にやや寄せ配置。






 次は左側に配置。波面を広げる。






 岩柱の背後で、礁淵で崩れて退き
 広がる波にも絵心を惹かれる。
 





 夕日の丘の北側。
 波の穏やかな休日などには釣人を
 見かける岩場も波に覆われる。
 
 昨年(2021)の9月中旬撮影。


 この場所で怒濤が撮れるかどうか
 は風向き次第。
 北あるいは北西の風だと激しく飛
 んでくる飛沫で撮るのは難しい。






 西風だとかなり大丈夫。崖の上の
 方から飛沫を被らず俯瞰するよう
 に撮れる。










 崩れた怒涛が滝のように岩を流
 れ落ちる。






 21年1月上旬。
 低いアングルから岩をシルエットにする。







   冬波も礁も暮るゝ見つゝ来し
      
            (髙濱年尾) 
  





 21年10月上旬。






  21年10月。
 夕映えの夕日の丘。
 
 ダイナミックな光景に撮れた。






 22年1月中旬。
 風見の旗。
 
 



 21年9月。

 波が荒れた日は海へ下りる階
 段入口は施錠される。
 このため階段側から波を撮れな
 いのが残念だった。







  


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