浦添のカーミージーで久しぶりに撮る

積雲

2024年01月21日 12:00

 1月上旬、那覇からの帰り浦添
 市のカーミージーに寄った。






 カーミージーの横に小さな砂浜
 がある。

 中学生くらいの女の子が釣り
 をしていた。

 風が強く波が荒い。潮の満ち
 様からも釣れそうにはなく、す
 ぐにあきらめていた。






 カーミージーから見下ろすと
 見慣れた岩塊に波が打ち寄
 砕け広がっていた。
 
 釣りの子らには悪いが、荒波
 でいい絵が撮れそうだった。






 砕けた泡の文様が美しく広が
 る。

 砕けて広がる文様は波ごとに
 異なり、同じように見えても同
 じでない。
 
 夢中に何枚でもシャッターを
 押してしまうのが常。






 少し移動し別のポジションから。
  





 この日は光のあたり具合もよ
 かった。
 
 カーミージーの亀の頭側にな
 る辺りの岩上からカメラを右手
 に向ける。
  
 カーミージーで撮ったとは思
 えない光景の絵が撮れた。

 こういった絵は、高い断崖の残
 波岬と辺戸岬でしか撮ったこと
 がないので少々驚いた。
 






 ネットを調べるとカーミージー
 のことを、漢字では「亀瀬」と
 か「亀地」表記されている。


 浦添市のHPでは「亀瀬」という
 漢字が使われている。

 同市の「里浜条例」に関する
 説明では、カーミーは「亀」、
 ジーは「岩礁」のことという。
 
 そして、カーミージーとは「空寿
 岬(くじゅうざき)の先にある亀
 の形をした石灰岩の大岩」と説
 明されている。


 琉球古語辞典で調べてみた。
 幾つかあった辞典のひとつに

 「ジ」=岩、岩石のこと。
 漢字の表記は「瀬」とあった。

 なお、辺りは空寿岬と名はつい
 ているが、現在はカーミージー
 以外に岬の面影はない。






 カーミージーの後方の埋立地
 西側。護岸の遊歩道から。

 カーミージー北東側とは違う光
 景が撮れた。

 繁茂したアーサの緑が広がる
 浅瀬を白波が繰り返し打ち寄
 せる。
 海面には遊歩道の柵と自身の
 影が映っている。

 ここでもいい絵が撮れた。







 イノーが広がり、遠くの礁淵あた
 りで白波が幾重にも打ち寄せる
 空寿岬の海の美しい光景は車窓
 からも見れるが、

 陸続きとなったカーミージー周辺
 は開発が進められている。
 やがて立ち入りも簡単にできなく
 なるかも知れないのでは・・・と、
 気になる。

 カーミージーに上がる箇所にも、
 以前にはなかった、「私有地」で
 すと、注意の札が下がっていた。






 ご主人の女性と海辺を散歩中
 の犬。
 
 行き過ぎたあたりでなにやら
 やらかした模様(おそらく糞)。

 

 
 

  





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