真栄田岬の波を撮る(2)
真栄田岬夕日の丘。
来た目的は向かいの岩山。そ
の後方で岸を打つ波を撮ること。
真栄田岬には何度も通っている
が、岩の壁で海の状況が見えな
いそこの場所を知ったのはごく
最近。
岩山の背後に廻り、ごつごつ
尖がった岩場を上がると、眼
下に岩を打つ波の光景が現
れた。
転倒しないように慎重に歩き
ながら、撮るポジションを探す。
岩を打ち立ち上がる波柱を
期待したが描いたイメージ
と違った。
風が弱いのか、それとも地形
の影響かすぐにバサッと砕け
岩の上に被さり流れ落ちる。
岩の上を流れ落ちる波を主題
にフレーミングをする。
押し寄せる波の勢いが弱まっ
てきた。帰り時。
雲に惹かれ、アダンの葉を数
枚組み入れ構図をつくる。
波が荒いとたまに背伸びして
見下ろしている場所。
同じ雲が積乱雲に発達。
老人よ楽しからずや
海は青しや老人よ
海は青し青し
(若山牧水)
釣り人が立っているのは前掲
の写真の岩山。
大物を釣り上げないかと、しば
らく待ってみたがその場面は撮
れなかった。
広場の施設のガラス壁に映った
展望台。
青の洞窟のシュノーケリングへ
行くのに利用される階段。
カメラを向ける度に違う絵が
撮れる。
【追補】
ブログを掲載した数日後、5月
19日付け沖縄タイムスの記事
「高校教諭上原さん著者トーク」
に次の言葉を見つけた。
「自分の捉え方で見える景色
が変わる」
(上原拓さ/普天間高校教諭
・同校野球部元監督)
・・・話された文脈は写真とは関
係ないがまさにその通りだと2
~3度読み返した。
関連記事