アダンの実と蝶

積雲

2024年06月11日 17:00



 アダンの実と蝶。残波岬。

 アダンの下を歩いていると、
 靴先にポッツと何か降ってき
 た。

 見上げると、黄色く熟し一部
 が腐り始めたアダンの実に、
 見たことがない蝶が一匹止ま
 っていた。


 頭上には蝶しかいない。蝶の
 しっこかと思ったが、まさか?
 とも。ネットで調べてみると汁
 を吸いながら尿をするという。


 アダンに止まっている蝶を見
 るのは初めて。もちろん撮る
 のも。そして蝶のおしっこも。

 なんとグッドタイミングで蝶は
 尿をしてくれたものかと感謝。
 おそらくこんなことはもう無い
 だろう。
  

 ところで、蝶の名は?
 図鑑と見比べても、稀にみる
 蝶はいつものとおり素人には
 判別がつかない。
 

 【ネット検索】
 ・海野和男のデジタル昆虫記
  〉チョウのおしっこ(ペルー
 昆虫記)






 落ちたアダンの実にやどかり
 が十匹ほど群がっていた。

 近寄ると一斉に逃げた。
 
 
 逃げ遅れたヤドカリが数匹。
 口笛で風を呼び、ごそごと動
 きだすのをじっと待つ。

 でも、動き出しても正面の低
 い位置から撮るのは無理。
 すぐに向きを変えてはまた変
 え逃げる。

 あるいは身を再度潜め、じっ
 と動かなくなる。
 
 我慢比べ。逃げ去る後姿だけ
 だとあきらめる。
 









 別の場所で。






 断崖の淵のアザミ。
 
 花のピークはとっくに過ぎて
 いる。
 
 まだ咲き残っている花に、
 ミツバチが吸蜜に訪れて
 いた。
 
 碧い海を眼下に断崖に咲く
 アザミはこれまでも撮ってき
 たが、ミツバチが一緒に撮
 れたのは初めて。
 
 見栄えのしないしおれかか
 ったアザミだったが、カメラを
 向けてよかったと、つくづく思
 った。
 





 いつもにも増して濃紺の海を
 白いアジサシが2~3羽飛ぶ。。






 断崖は見下ろしたくなる。











 逆光の残波岬遠望。

 露出を思い切り下げ、逆光
 の海の輝きを強調した

 パソコンに取り込んだ後、
 どうせならとモノクロに
 仕上げてみた。

 








 ビーチの北側の岩場地帯。


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