2025年02月07日
冬の荒波~伊計島
1月下旬、麦畑が見たくなり伊
計島へ行った。
麦畑は場所が探せなかったが、
冬の波のいい光景が撮れた。

島北端の東側海岸。
許可を得てホテルの敷地内から
海岸へ降り、岩場の上から見下
ろす。
波打ち際は、琉球石灰岩では
なく茶褐色の泥の岩盤が露出
していた。

波打ち際まで降りる。
打ち寄せてくる波をま近で撮り
たかった。

次々と押し寄せてくる波。
波打ち際ぎりぎりまで近づ
き中腰のアングルで撮った。
このような絵が撮れる場所は
他に知らない。
この日の天からの贈り物。

場所を変え岩場の上から。

砕けた白い泡波が美しく広がり
目を楽しませてくれる。
撮り終えて
心は春ぞ
冬の波

上掲の写真を撮った海岸の
全景。
ここの海岸は、いままでは通
り過ぎるだけの場所だった。

耕作地の農道で見かけた畑。
何を栽培しているのか知らない
が、何列にも並んだ黒いビニー
ル囲いに惹かれる、
前景に雑草を配置し、その穂が
風に揺れるのを待つ。
何でもない風景でもいろいろ絵
が撮れる。


何枚か撮ったうち気に入った
一枚。

ダメ押しの一枚。

別れ際、未練の一枚。

甘藷(いも)の花。

伊計島はキビ畑が最も多いが、
イモ(甘藷)畑も多い。
葉タバコの畑はあまり見られな
くなった。

「甘藷の花」を沖縄の俳句歳時
記で開くと10月あるいは11月
に掲載されている。
しかし、花を撮ろうと読谷や勝
連あたりの甘藷畑を歩いても
秋に花を見つけるのは難しい
かった。
咲いていても広い畑にわずか
数輪。
甘藷畑に
ただ秋風と
潮騒と
(山本健吉)

防潮林沿いの農道で。
思わず笑ってしまう札。
この札はかなり数年前からある。
島にある通信制のN高等学校
(沖縄伊計本校)の生徒作品で
設置は伊計自治会、
島の東海岸へ訪れる車が農道
に駐車し農家が迷惑をこうむっ
ているのだ。
初めて見たときは、駐車した車
のボディーでごしごしと鎌を研ぐ
ツルおばぁーの姿を思い描い
たものだった。
鎌研ぎの
車近くに
甘蔗を刈る

集落内のブロック壁には壁画
が増えている。

この壁画はイチハナリアート
プロジェクトで描かれた作品
(全体の隅の一部を切り取っ
た)。
全体あるいは部分を何度も撮っ
てきたが、それでもまたカメラを
向けてしまう。


帰路。伊計島から宮城島へ。
雨が落ちてきた。

本降りになりそうな気配。
あたりが雨にけぶる。

海中道路を渡る頃から自宅
までかなりの大雨になった。
計島へ行った。
麦畑は場所が探せなかったが、
冬の波のいい光景が撮れた。
島北端の東側海岸。
許可を得てホテルの敷地内から
海岸へ降り、岩場の上から見下
ろす。
波打ち際は、琉球石灰岩では
なく茶褐色の泥の岩盤が露出
していた。
波打ち際まで降りる。
打ち寄せてくる波をま近で撮り
たかった。
次々と押し寄せてくる波。
波打ち際ぎりぎりまで近づ
き中腰のアングルで撮った。
このような絵が撮れる場所は
他に知らない。
この日の天からの贈り物。
場所を変え岩場の上から。
砕けた白い泡波が美しく広がり
目を楽しませてくれる。
撮り終えて
心は春ぞ
冬の波
上掲の写真を撮った海岸の
全景。
ここの海岸は、いままでは通
り過ぎるだけの場所だった。
耕作地の農道で見かけた畑。
何を栽培しているのか知らない
が、何列にも並んだ黒いビニー
ル囲いに惹かれる、
前景に雑草を配置し、その穂が
風に揺れるのを待つ。
何でもない風景でもいろいろ絵
が撮れる。
何枚か撮ったうち気に入った
一枚。
ダメ押しの一枚。
別れ際、未練の一枚。
甘藷(いも)の花。
伊計島はキビ畑が最も多いが、
イモ(甘藷)畑も多い。
葉タバコの畑はあまり見られな
くなった。
「甘藷の花」を沖縄の俳句歳時
記で開くと10月あるいは11月
に掲載されている。
しかし、花を撮ろうと読谷や勝
連あたりの甘藷畑を歩いても
秋に花を見つけるのは難しい
かった。
咲いていても広い畑にわずか
数輪。
甘藷畑に
ただ秋風と
潮騒と
(山本健吉)
防潮林沿いの農道で。
思わず笑ってしまう札。
この札はかなり数年前からある。
島にある通信制のN高等学校
(沖縄伊計本校)の生徒作品で
設置は伊計自治会、
島の東海岸へ訪れる車が農道
に駐車し農家が迷惑をこうむっ
ているのだ。
初めて見たときは、駐車した車
のボディーでごしごしと鎌を研ぐ
ツルおばぁーの姿を思い描い
たものだった。
鎌研ぎの
車近くに
甘蔗を刈る
集落内のブロック壁には壁画
が増えている。
この壁画はイチハナリアート
プロジェクトで描かれた作品
(全体の隅の一部を切り取っ
た)。
全体あるいは部分を何度も撮っ
てきたが、それでもまたカメラを
向けてしまう。
帰路。伊計島から宮城島へ。
雨が落ちてきた。
本降りになりそうな気配。
あたりが雨にけぶる。
海中道路を渡る頃から自宅
までかなりの大雨になった。