カメラと沖縄を歩く

　風向きが北あるいは北西、風速
　１５ｍ程度以上の日は、残波岬や
　万座毛の岩礁や断崖に押し寄せ
　る荒波を撮るにうってつけである。


　風速が数日前から強まっていた
　２月上旬。この日最大風速１８m、
　風向は北西ないし北。

　怒涛を期待し万座毛へ行った。

　　




　読谷村万座毛の断崖を襲う
　怒涛。

　場所は万座毛断崖の西端。
　ここで高い断崖が途切れ、地元
　でジリマチと呼ばれる一帯の低
　い断崖へつながっている。

　以下はすべてジリマチ側の低
　い断崖の岩場から撮影。

































　風向が北あるいは北西だと、
　地形的に、撮影中波飛沫を浴
　びる心配が少なく撮影に集中
　できる。

　それでも時折小雨のように飛沫
　が飛んでくる。










　望遠側で遠くから低いアングル
　で薄を前景に舞い上がる波を
　撮る。






　押し寄せて来る波濤の状況は
　視界に入らない。
　
　次はもっといいい波がきっと来
　る、とじっと波音に耳を傾ける。






　いい一枚が撮れた。これで帰れる。
　

　　

　【参考】
　・「万座毛の波濤」
　　　　２０１６年１０月９日付け　
　・「万座毛の波濤（２）」
　　　　２０１７年９月１７日　
　・万座毛の怒涛（３）
　　　　２０２２年１２月２７日



　ジリマチで怒涛を撮った後は、
　アメリカンビーチへ。
　
　　以下は
　アメリカンビーチの北側で撮影。




　海岸の波際に転がる大きな岩
　塊と岩塊がつくる隙間に押し寄
　せる波。
　
　



　上と同じ場所。
　





　同上。





　次の２枚は最も北端。
　岩山の反対側がウドィガマに
　なっている岩山。

　波に削られた岩が浅い洞窟に
　なっている。その洞窟内に押
　し寄せる波を撮りたかった。





　　






　イメージに近い絵は撮れても
　納得の絵が撮れない。
　撮れるまで通うポイントになり
　そうだ。