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2019年09月05日

 新しいブログは雲から

 これまでのブログが容量一杯で継続できなくなった。
ティーダブログさんのアドバイスを得て同じタイトルで
新しく作成。

「流れる雲」のニックネームは積雲に変更。浮雲か、
はぐれ雲を使いたかったが既に使用されているとい
う。

ブログの形の新しい設定で連日のひと苦労。
しかたがない。少しずつ手直していこうと見切り発車。


ブログ再開。撮りがいも増し心のもやも晴れた。


カメラを肩にぶら下げ老いを迎える日々はカメラ旅。
芭蕉のように旅を栖(すみか)とする熱は全くないが、
片雲の風に誘われればどこへ行こうかと心はそわそわ
さわぐ。


   カメラ旅ブログ始めや夏の雲 
  



 新しいブログは雲から


遠く名護市街の上空を覆っている積雲を、市街入口
の突堤の低いアングルから狙った。




 新しいブログは雲から


積雲の並雲が本部半島の方まで伸びていた。
その上に広がる巻積雲も美しい。素晴らしい青空。  




 新しいブログは雲から


恩納村安富祖の浜。

名護からの帰路。積雲が高く発達していた(このよ
うな雲を雄大積雲と呼ぶようだ)。どこでこの雲を撮
ろうか。

海岸沿いの国道を車を走らせながらイメージの絵
を思い描く。

安富祖でいい場所を見つけた。土手の上から眺め
ると、海水浴をしている親子がいた。



 新しいブログは雲から


子どもたちは夏休み。京都から来たという。
下の兄弟二人が、やさしい白波の打ち寄せる広い
海岸を独占。楽しそうに波の中を進んでいく。
 

   京都っ子みやげばなしの海と雲




 新しいブログは雲から


辺りは安富祖川の河口になっている。川からの
流れが積もった砂に阻まれゆるくカーブして海
に入る。
 
折から風が吹き、川面にさざ波が起きた。




 新しいブログは雲から



   悠然とそびえ立つかな入道雲



雄大積雲(または雄大雲)は入道雲ともいう。  




 新しいブログは雲から



安富祖の浜を去る。
雲は依然とその姿を維持するどころか増すます
成長し高くなっている。


夕暮まで待てば、夕陽に赤く映えるかも知れない。
その姿を撮りたいと思う。岩場のある海岸に降り
イメージの絵のつくれる岩場を探し歩いた。
 



 新しいブログは雲から


 
岩場でついつい夢中になり撮りすぎてしまった。

シャッターが押せない。カメラのバッテリー切れ。
うかつ。予備のバッテリーを充電していない。踏み
歩く浜の砂にざくざく食込む靴が重かった。


近くの浅瀬で一人泳いでいた観光客の男性は、まだ
泳ぐようだ。海のなかに首まで浸り、浜を去る私を見
ていた。

 
夕日が傾いていく。車の窓から眺めたその雲は先端
だけわずかに赤く染まっている。何故かほっとする。




 新しいブログは雲から


名護市瀬嵩。海岸へ抜ける道。いつの頃からか砂
がどっさりと積まれふさがれていた。

その砂山の上に、彼方の海の上空に浮ぶ雲が見え
る。雲間から太陽が現れると手前の砂に樹木の黒
い影が落ちた。




 新しいブログは雲から



名護市嘉陽。積乱雲が降雨を伴って北へゆっくり
と流れていく。



積乱雲と雄大積雲の違いについては知りたいと
ころ。ギャヴィン・プレイター=ピニー著の『雲の
楽しみ方』(河出書房新社)に次のようにあった。


 「積乱雲は雄大積雲から発達する場合が多い。
 遠くから見たときに、雲の上部(雲頂)の輪郭がぼ
 やけてきたら雲粒が凍って積乱雲になったしるし
 で、雷や稲妻、雹(ひょう)があるのも積乱雲の特
 徴。」


『雲の楽しみ方』はカバーの帯びに書いてある
とおり「雲を眺めるのが好きになる本」だ。



 



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Posted by 積雲 at 13:00│Comments(0)風景
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