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2019年11月23日

 国頭の波(辺野喜海岸)

 ツールド・オキナワを撮りに行った国頭村辺野喜
 近くの海岸。紺碧のイノーの海を荒れ模様の白
 波が寄せていた。


 
 国頭の波(辺野喜海岸)


 


 国頭の波(辺野喜海岸)


 日本庭園の岩を思い起させる。沖の小さな黒岩。
 この岩を主役に白波で絵を描くように構図をつくった。




 国頭の波(辺野喜海岸)

 
 ツールド・オキナワのことを忘れ、波に夢中になって
 しまいそうだ。


 ツールド・オキナワは午前8時頃から道路規制が敷
 かれる。早朝5時頃には自宅を出た。下見した佐手
 集落前の国道で撮ろうと考えていた。

 選手の通過にはまだ時間があったので、佐手から
 辺野喜まで海を眺めながら国道を散策。



 国頭の波(辺野喜海岸)


 波を招くようにしきりにススキの穂が風に揺れて
 いた。ススキの穂に覆われヤンバルはどこもす
 っかり秋の情景。

 朝の斜光が射し海岸の岩が照らされた。
 ススキの穂は山の陰になる。それがよかったか
 かも知れない。



 国頭の波(辺野喜海岸)

 
 まだ時間がある。少し歩く。辺野喜の集落が見え 
 てきた。集落前の国道にはまばらに人影が見えた。
 道路の安全監視のツールド関係者で、それぞれの
 集落の人たちが行なっている。

 風がやや強まり岸を打つ波音が高く聞えてきた。
 海岸の岩に砕け散る波が陽に白く輝き美しかった。
 見過ごしてしまうような岩場だったが、ダイナミック
 な絵がつくれた。


 
 
 国頭の波(辺野喜海岸)




 国頭の波(辺野喜海岸)


 
 「美は、対象の美そのものにあるのではなくて、表
 現の美しさ、見方の美しさなど、むしろ、人間の側
 にこそ、その問題がある」(矢野野暮)。
 何かの本で見つけ抜き書きしていた言葉を思い出
 した。




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Posted by 積雲 at 09:00│Comments(0)風景波・波濤
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