2019年12月20日
道くさ~中城村
道くさが好きだ。
夕暮前の中城村の浜集落。海岸や集落辺りの農
地でカメラを肩に道くさ。
海岸の護岸の上に貝殻が集められていた。夕陽
に落ちた貝殻の長い影が美しい。
158の数字と貝殻。
少し離れた場所にも貝殻。何故か隣に数字が記
されていた。貝殻の数を数えてみた。158には足
りなかった。
158は、おそらく護岸測量の者が書き残した護岸
の距離の数字だろう。158m。
砂浜の忘れられた島ぞうり。
波に洗われ続ける椰子の実。
民家の庭のブーゲンビレア。
晩秋から春頃がブーゲンビレアの花の最盛期
だという。
角を曲がると、いきなり数匹の猫に出合った。
警戒の目つきでじっと見ている。近づくと屋敷内へ
一匹二匹と逃げ、たちまち皆いなくなった。
老人と犬が散歩していた。
撮っていいですかと声をかけ、川沿いを遠ざかる
後姿をカメラで追った。
ひと畝に印象的な濃い青の網が被された畑。
背後に錆びたドラム缶と芒の花穂が重なり、いい
絵になっていた。
なかなか来れず雑草も取れないと野菜畑の女性
の方は腰を伸しながら話す。野菜は、キャベツか
と思ったが、ブロッコリーだという。
ハイアワユキセンダングサの白い花とジョウロ。
芋の花。
サトウキビ、ニンジンや菊の畑が多いこの一帯。
そう多くはないが芋畑も見かける。
廃虚となった青い窓のある小屋。
小屋の中にまた窓があり、畑の向こう側が見え
た。
雑草が茂った放置された畑の片隅。
夕陽に照らされる防護ネット。
夕陽にたたずむ雀たち。
黄昏の窓に花芒が揺れている。
夕暮の中を車を停めた場所に歩く。
車を置いた場所が分からなくなることもある。