カメラと沖縄を歩く

　それが今年の観月祭で２２年ぶりに

　復活しこれから行われる。
　　





　タオルで覆った頭からどさっと水を
　かぶり火のついたたいまつを持つ
　準備。
















　ドラム缶に赤々と焚かれたテービー
　ための火。






　旗頭（トウール／灯籠）の演舞。
　
　ガーエーののぼりに見守られ、広場
　の中央でサー・サー、サー・サーの掛
　け声とともにトウールを夜空に突き上
　げ気勢をあげる。











　唄、三線、鉦の音が会場の雰囲気を
　盛り上げる。

　



　
　旗頭（トウール）の演舞に続くのは
　東西に分かれた３０本ののぼりの
　ガーエー。


　背後には出番を待つテービーの
　たいまつが控える。
　持ち手は総勢５０名という。
　
　




　のぼりのガーエーと入れ替わり中央
　に集まったテービー。
　





　すぐに、東西に分かれてたいまつの
　すさまじい叩き合いが始まった。











　竹１０本ほどを束ねた２メートルの
　たいまつに火を点け、次々と叩き
　合いの輪に駆けていく。　










　テービーは最高潮へ。
　
　




　これでもかこれでもかとすさまじく叩
　き合う。

　火の粉が四方八方へ飛び散る。




　火の粉が目に触れたか、灰が入った
　か輪の中から抜け出してくる者も。











　




　




　テービーの群に寄って撮ろうとする
　と火の粉が降って来る。

　慌てて離れると飛び散る火の粉が
　ブレる。
　















　最後の火が尽きるまで。　






　最後の火も消た。テービー終了。

　




　旗頭を高く掲げ最後の気勢。

　最後はカチャシーで祭りは終わった。






　小雨で始まった観月祭だったが、
　いつか雨は降り止み、雲が走る
　夜空には十五夜の月が輝いて
　いた。 　



　金武町金武区のテービー。
　祭り好きなら、
　死ぬ前に一度は見ておきたい・
　撮りたい！！
　・・・・ちょっと大げさ？


　しかし、来年の観月祭でも行うかどう
　かはまだ分からないという。