2024年03月25日
通 り(その1)
バス路線通りの錆びた郵便
ポスト。うるま市
現役で使用されているよう
ではなかった。
古き時代の風情あるオブジェ
として撤去せずにいるのだろ
うか・・・。
通行人は少なかった。
長い時間待っていると、近隣
の方が駐車場から不審げに
何度かこちらを見る。
道向かいからカメラを見せ、
ポスト・・と声をかけた。
犬と散歩中の方がやってきた。
ポストの前を通るとき撮らせて
もらった。
犬をゆっくり歩かせてくれたが
犬には無視された。
うるま市照間。
数年前、与勝一帯を散策して
いるとき偶然見つけた「となり
のトトロ」のねこバス。
通うのは今回で3度目。
路地の入り組んだ町中の昔
からの集落にある。
なかなかこの道が覚えきれ
ない。
公民館で訊ね、さらに道で出
会った人にまた訊く。
訊ね行く
ねこバスの
停留所かな
この日、たまたま通りがかった
小学生たちがカメラに気づくと
立ち止まり協力してくれた。
なお、描いたアーティストは
SAKU。他にも近くにはSAKU
さんの作品がある。
メイとまっくろくろすけ。
この反対側の壁には、「となり
のトトロ」に登場するトトロなど
も描かれている。
沖縄市。
この通りを通るたび撮ってき
たが、どう撮ろうかと迷ってば
かりいる。
ある雨の日、ふと思いついて
来てみた。
試行錯誤の末、なんとか気に
入った絵が撮れた。
隣に吊るされているタオルが
風にあおられて顔を覆てしま
うので、素顔が撮れなかった。
しかし、覆われたままの表情
でむしろいい絵になったので
はないか。
うるま市の平良川。
「ちょっとそこまで」の店名が
すぐに目を引き印象に残る。
ある日、店の横にある路地か
ら男性が現れ店に入って行っ
た。しばらくして、店を出て来
ると路地へ去った。
「ちょっとそこまで」の「そこ」
はきっと路地の先にあるのだ
ろう。
路地は10mほどの行き止まり。
ちょっとしかない距離、声をか
ければ届く。
(と勝手に想像している。)
「ちょっとそこまでの」の店と同じ
幹線通りにある。
平良川は、かってより知ってい
た町だが、昔の面影を残しな
がらも通りの雰囲気は、侘しい
ものに変わった。
見慣れぬ人間を眺めるように
猫がじっとうかがっていた。
本線を少し離れた車の少ない
静かな道。
赤い傘の女性が、日の中をゆ
っくりと歩いていた。うるま市。
沖縄市。
墓が並んでいる雨の通り。
沖縄市。国道330号線沿い
の廃ビル。
正面に写る小さな鳥影(鳩?)
は意図せずに画面に入りこん
できた。
道路向かいから。同じビルを
夕方の光の中で。
これまでビルの近くから見上
げて撮っていたが、気に入っ
た絵が撮れていなかったの
で嬉しかった。
同じ場所に何度か通い、時間
帯やポジションを変えて撮るこ
とが大事だとつくづく思った。
一つの構図のイメージに固
執しないことも学んだ一枚。
本ブログで前に掲載した沖縄
市銀天街のウォール・アート。
市場の中央通りに反対側の建
物の影が落ち、これまでとは違
った景になって見えた。
思わずカメラを向ける。
雨の日にはときどき見られ
る光景。銀天街の市場内。
市場内の好きな通り。
キラキラと降るティラブイ
の雨しずく。
撮れた時は嬉しかった。
もう撮れないかも知れない
好きな一枚。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
|
|
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。