カメラと沖縄を歩く

　沖縄市。胡屋十字路から嘉手納米空軍基地へ向けて北西に
　走る県道がゲート通り。約５００ｍ。










　両手挙げ左右にふればカチャーシー。
　一番街で行われたエイサーを見た観光客のようだった。





　ゴヤ市場入口通路。
　
　ゲート通り側からはあまり撮る気がしないが、西日が射す
　とコントラストの高いドラマチックな景観に変わる。
　














　　
　赤いペンキの壁。細い電柱の根元に置かれた古びた青
　い一斗缶。その上にビールの残ったコップ。すぐに惹か
　れた。

　電柱の周りを回りながらポジションやアングルを変え撮っ
　ていると、「何をしているの？」と通りがかりの方から声を
　かけられた。

　ビールの入ったコップを撮っていると答えると、不思議そ
　うな顔をしたので撮ったものを見せた。納得したような顔
　して去って行った。





　1番街。

　しゃがみ込んで撮っていると、「何をしているのか！」
　と声がした。振りむいて見上げると店の方が背後に立っ
　ていた。

　あわてて説明をすると、「わたしも写真をやっているん
　ですよ」とおだやかに云い、店に戻りスマホを持ってくる
　と一緒に並びしゃがんだ。





　1番街の路地裏。


　　　　　　秋風に匂い立つ路地のションベン　　















　１番街のシャッターに描かれたアート。





　同じく一番街。

　ここ１～２年、一番街、ゲート通りやパークアヴェニューでは
　ウォールアートが増え続けている。　
　




　日曜日の午前。　

　前夜の酒類の空瓶やコップが通りに放置されていた。
　主役にも脇役にもなるいい被写体。
　前景にして背後の店を撮る構図をつくるチャンス。
　撮り直しをしようと翌日行ったら片付けられていた。

　



　
　



　２階のタトゥーの店に上がる階段の壁。
　
　ちょうど外に出ていた店の方に声をかけ、階段上や横
　から構図を捜しながら撮らせてもらった。
　店の経営者が描いたと云う。










　階段の一番上。店の入口前に置かれたマンホールの
　蓋のようなものにできた水溜まり。

















　通称、保健所通りに鳩の集まる場所がある。
　　




　カメラを連写機能にして、通路を塞ぎ群がっている鳩の
　中へ歩きながらシャッターを押す。





　衣料品店のショーウインドー。
　
　「マリリンモンローもあるよ」と店の前に立っていた店主
　が指さし教えてくれた（端にあったモンローは写っていない）。
　他の顔の名も教え、そして「買うか？」と聞かれた。











　ショーウインドーに映る外の景観をよく撮る。
　道路を走る車の種類やボディーの色、通行人の影など
　変化が楽しめ何枚でも撮れる。

　店の方に不審がられたり疑われそうな場合は、できる
　だけ前もって説明するようにしている。